令和2年4月21日に開催された大台町議会の全員協議会では、新型コロナウイルス感染症への対応が主な議題となった。
議長の岸良隆氏は、コロナウイルス対応の重要性を強調し、この会議がどのように行うべきかを協議する意義を述べた。特に、執行部による日々の感染対策に尽力している様子について、町長の大森正信氏が挨拶した。大森町長は、県内の感染状況を説明し、「何とか大台町は感染を出さないよう努めたい」と述べた。
健康ほけん課長・保田稔氏は、町内での感染確認はないとしながらも、県内状況について「新たに3名の感染が確認された」とのデータを報告した。また、町の取り組みとして新型コロナウイルス感染症対策本部の設置と、今後の対応について説明し、住民への情報提供などの具体的努力について触れた。
今回の協議では、特に公共施設の利用制限や町民への啓発活動を強化する旨が確認された。具体的には、町内での公共施設への手指消毒液の設置や、3密を避ける行動の呼びかけが強調され、その活動が進行中であることが伝えられた。さらに、町内イベントの中止・延期に関しては、緊急事態宣言の状況に応じて柔軟に対応する意向が示された。
新型コロナウイルス対策の重要性から、教育長の村田文廣氏は、子どもたちの教育環境においても今後の課題について言及した。特に、臨時休校や授業の継続、過去の学習内容をどのようにしっかりと消化していくかについての様々な意見を述べた。