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大台町議会、令和2年度予算案を可決

大台町議会は3月の定例会で令和2年度予算案を可決。指定管理者の指定や条例改正も議題に上がる。
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令和2年3月、大台町議会は第1回定例会を開催し、数多くの議案が提出された。この中には、指定管理者の指定や予算案、条例の改正など多岐にわたる議案が含まれた。

特に議案第4号では「大台町公の施設に係る指定管理者の指定」が議題となりました。東久生議員が「むらびと工房の使用できる部屋数と満室の状況、利用期限について」質問。これに対し、楢井長弘産業課長は「部屋数は5つで、現在満室である。指定管理は基本的に3年の予定」と答えました。議員からは、指定管理の必要性に疑問を呈する声もあり、「民間ノウハウを利用しないのは問題がある」との意見も出され、今後の管理方法の見直しが求められました。

また、議案第28号の令和2年度一般会計予算については、予算決算常任委員長が「予算審査では活発な質疑が行われ、特に公共施設の適正管理や費用対効果について厳しい問答が交わされた」と報告しました。この予算案は、道の駅環境整備工事の設計業務委託料として1150万円が計上され、その必要性について議論が行われました。米森清裕議員は、「国からの補助金が必要なため急がなければならない」と説明。しかし、昨年度の基本計画策定業務が報告されていない状況への不安も示されました。

議案全体は賛成多数で可決されたが、特に議員の意見を反映させた経緯は強調され、その後の地域づくりへの影響が懸念されています。議案が可決したことで、大台町は新年度の取り組みを進める準備が整ったが、さらなる議論と透明性の確保が求められるでしょう。

この定例会において、議員たちは町の未来を見据えて重要な決断を下しました。大台町の施策の成否は、今後の運営にかかっており、その手腕が試されることになります。

議会開催日
議会名令和2年第1回大台町議会定例会
議事録
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