令和3年7月27日、大台町役場にて全員協議会が開催され、新型コロナウイルス感染症対策や過疎地域持続的発展計画の概要、道の駅環境整備についての報告が行われた。
最初に、健康ほけん課長の保田稔氏が大台町における新型コロナウイルス感染症対策の進捗を説明した。令和3年6月20日から7月25日までの集団接種においては約770名が接種を受け、計画通りに進んだとのこと。県内感染者数の増加が見られる中、今後も対策を強化する意向を示した。
次に、大台町の過疎地域持続的発展計画(案)について岡本恵子企画課長が説明を行った。新しい過疎法に基づく計画であり、人口減少率を基本とした目標設定が行われた。具体的には、過疎地域指定を受けた大台町がどのように持続的に発展していくか、施策や取り組みの方針について議論がなされた。特に移住・定住の促進や地域交流、人材育成に関する項目が強調された。
また、道の駅環境整備についても報告がなされ、利用者の利便性を向上させるための具体的な施策が提案された。特に、道の駅周辺の駐車場や安全対策、利用者の利便性を考慮した整備が必要であることが指摘された。全体として、地元の意見を反映させながら、持続可能な地域振興を目指す姿勢が示され、各議員から数多くの意見が寄せられた。
議事終了後、議員たちは次回の全員協議会の開催日程などについて意見を交わし、町民の声をさらに反映した議会運営が求められるとの共通認識を持つに至った。こうした取り組みを通じて、町民との連携を強化し、より開かれた議会を目指すことが重要であるとの意見も多く出された。
各議員は今後も積極的に町民と対話し、意見を吸い上げ、地域の課題に対する理解を深める必要性があると認識した。