令和3年11月24日、松阪市第6回定例会が開会された。
今回の定例会では、会期が12月16日までの23日間と定められ、議案が次々と上程された。
特に、補正予算に関する議題が多く取り上げられた。
一般会計補正予算第10号に関して、副市長の山路茂氏が提案。
この補正予算では、人事異動に基づく職員給の調整や障害復旧関連などが含まれるとのこと。
具体的には、総計で約763億円が見込まれ、歳入には国からの交付金なども含まれる。
加えて、新型コロナウイルス対策への取り組みも強調された。
競輪事業特別会計補正予算(第2号)についても議論され、収入の見込みが改善されつつある中、営業収益の増が見込まれると報告された。
また、国民健康保険事業や介護保険事業に関する補正予算が上程され、予算調整や新型コロナに関わる給付金の支出が含まれていることが指摘された。この点については、市民福祉部長の薗部功氏が詳細を説明し、追加の給付が必要であると述べた。
財源確保のため、議員からの質疑が行われる中、市長をはじめ各部課長が出席し、答弁に臨んだ。議場では活発な意見交換が見られ、議案に対する市民の理解が促進される効果もあった。
さらに、松浦武四郎記念館に関する条例の改正についても議題に上がり、改正の背景や目的に関する説明が行われた。
条例改正後の開館時間も変更される予定となっており、観光振興への寄与が期待される。
本日は、これらの議案について一通りの説明が行われ、各議案が審議される。