令和3年3月29日、宇治田原町において全員協議会が開催された。
議長の谷口整議員は、議会への参加者に感謝の意を表し、議会運営において注意を促した。
主な議題には、自治功労者表彰条例の見直しや令和3年度人事異動についてが含まれている。
まず、自治功労者表彰条例の見直しについて、奥谷明総務担当理事が説明。これまでの条例は、特に功績顕著な者についての具体的な基準が欠如していると指摘した。
地域の要望を受け、自治功労者による表彰範囲を広げるための改定が進められる。具体的には、教育委員や各種行政委員を表彰対象に加える案が浮上した。
多くの意見を受け、全庁で実施するアンケートも行われ、その結果、特にAの行政委員を対象に加えることが多く支持された。これにより、自治功労者表彰制度の改善を実施する意向だ。
次に、令和3年度人事異動について、奥谷総務担当理事が説明した。新型コロナウイルス感染症に対応するため、組織の再編を実施する方向性が示された。
この異動の一環として、新たにワクチン接種対策チームが設置され、全庁的な対応を強化する。これにより、職員配置や経験を踏まえた適切な人事異動を行い、持続可能なまちづくりを推進する姿勢が確認されている。ここでの異動規模は40名となり、職員数は127名に減少する見込みである。
また、町道贄田立川線の供用開始も発表され、令和3年3月31日から運用開始される予定。この道路は町の新たな交通網を形成し、住民の利便性向上に寄与することが期待される。
その後、議会運営に関する一部意見や質問も取り上げられ、今後の運営に向けた方針が確認された。たくさんの議員により活発な議論が展開され、終了に至った。