令和5年第4回宇治田原町議会定例会が開会され、重要な議案が提案された。
会議は午前10時に開始され、議長の浅田晃弘氏が議会の運営を担当した。
会期は本日から12月18日までの15日間に決定され、議員の出席が確認された。
西谷信夫町長は初日の挨拶の中で、町政の進展に理解と協力を求めた。
さらに、特産の古老柿の初出荷が迫っていることを強調し、地域経済への支援策についても言及した。
提案された議案は、予算関係の補正予算が主であり、計10件が議題となった。
特に注目されるのは、議案第62号の「令和5年度宇治田原町一般会計補正予算」で、
人件費や児童育成施設の増築に必要な設計費用を含むもので、約4,599万円の補正が行われる。
これにより、補正後の予算総額は53億3,152万8,000円となる。
この他の議案では、国民健康保険特別会計や介護保険特別会計などにおいても、
人事院勧告に基づく給与改定が反映されている。
このほか、条例改正がまとめられ、議員や特別職の給与に関する変更が行われるという。
会期の間、提案された議案は特別委員会に付託され、各議員間で質疑が行われる予定である。
また、議会は、公共事業や町の施策に対する反響を重視し、
今後の活動に生かしていく方針を示している。
最後に、議長は全日程の終了を宣言し、次回は12月6日に会議を開くことを報告した。