令和2年第4回宇治田原町議会定例会が開会された。
本定例会では新型コロナウイルスの影響に関する報告や、予算特別委員会設置についての議論が重要な議題となった。
西谷信夫町長は感染リスク増大に警鐘を鳴らし、町民への感染予防の徹底を促した。
また、他の重要議題として宇治田原町自治功労者表彰などの議案が上程され、全会一致で同意を得た。
予算特別委員会設置について、馬場哉議会運営委員会委員長が委員定数を12名とし、令和2年度および令和3年度予算の調査を行う必要性を明示した。これに対し、議員からの異議はなく承認された。この委員会の設置は、予算に関する審査機能と監視機能の向上を目的としている。
議案第83号の宇治田原町自治功労者表彰について、西谷町長は田中修氏と原田周一氏の貢献を称え、議会における同意を求めた。両氏は長年にわたり議員活動を行い、町に多大な貢献をしてきた。
他にも、議案第94号及び第95号では、宇治田原町公平委員会委員の選任が議題となり、西谷町長から再任の理由が説明された。再任候補者は人格高潔で適任とされており、まずは説明にとどめ、次回質疑が行われる予定である。
また、予算に関連する多くの議案が上程された。特に令和2年度の各特別会計の補正予算が注目され、職員人件費の見直し等が行われることが強調された。これらの補正額は、それぞれの予算総額に大きく影響を与える計画となっている。
会議は午前10時から開始され、様々な議案が議題となり、議員の意見交換が進められている。次回の会議は12月8日午前10時から予定され、さらなる議論が行われる見込みだ。