令和3年第4回宇治田原町議会定例会が6日、開会した。
今回の会議では、会期が本日から12月20日までの15日間に決定された。
議長の谷口整議員は、出席した12名の議員に対して意見を呼びかけた。
最初に、会議録の署名議員を指名し、議案を進めていく。
町長の西谷信夫氏は、開会挨拶において、今年の残り僅かとなる時期に
古老柿の初出荷を是非共期待しつつ感染対策の重要性を強調した。
さらに、コロナウイルスの新変異株の影響を考慮し、
基本的な感染対策を継続する必要があると明言した。
また、国が発表した大型補正予算についての視察を続け、すでに支援策を盛り込んだ
3回目のワクチン接種に取り組む姿勢が示された。これにより、ウィズコロナ時代に
必要な社会経済活動の推進を図る方針を表明した。
町長は特に、企業を支援する為の手立ても考慮しつつ、地域経済を活性化させる施策を
積極的に実施する考えも示した。
さらに、本議会では予算関係や条例関係の議案が
合計9件提出され、国庫支出金を中心に約1億8千万円の予算補正が提案された。
各種施策には、子育て支援やコロナ対策の強化が含まれる。
宇治田原町の経済成長を促進するために必要な議案に対し、議員は建設的な意見を交わす場面が見られた。
この後、各議案への質疑が行われ、
町長は各自の関心に応じた詳細な答弁を行った。
議案は、主要な常任委員会への付託が決定され、
今後の審議に向けた準備が整う形となった。また、
来週の会議日程も示されており、議会の運営は引き続き円滑に進められる見込みである。
この定例会では、地域における様々な課題に対処するための方針が
継続して示されており、今後の議会運営に注目が集まる。