令和4年第2回宇治田原町議会定例会が開催され、住民の安全や交通手段の確保についての重要な議論が行われた。
一般質問では、今西利行議員が防災対策に焦点を当て、防災行動要支援者名簿の取り組みが十分でない点を指摘した。
彼は、避難行動要支援者名簿の無作為な登録だけでなく、地域において自主防災会が把握している支援が必要な方の情報をしっかりと収集すべきであると強調した。総務課長の青山公紀氏は、要支援者名簿へ登録されていない場合でも有意義な支援を行うための連携を強調。
また、避難行動要支援者に対する個別支援計画についても議論が行われ、始めに名簿に登録されている158人に対し、情報提供の同意者は127人、その後の計画策定者は21人と評価された。今西議員は、さらに迅速な計画策定と支援を要望。
続いて、併せて新しい地域公共交通についても質問が続いた。今西議員は、行動手段の確保が高齢者にも非常に重要であると認識し、町が推進する公共交通の施策について問いただし、利用者の意見も聞き入れる必要があることを述べた。