令和5年第1回宇治田原町議会臨時会が開催された。
議題には新年度の補正予算や条例改正が含まれ、議会の重要な役割が物語られた。
町長である西谷信夫氏は、議会開会に際して、議員への感謝の意を示した。
また、議題の内容についても詳細に説明を行った。
特に、和解及び損害賠償の専決処分に関しては、令和5年1月の交通事故に起因するものである。
損害賠償額は19万4,410円であり、無事和解に至ったことが報告された。
また、宇治田原町税条例及び国民健康保険税条例の一部改正が提案された。
この改正では、固定資産税の減額措置や国民健康保険税の負担能力に応じた改定が行われることが説明された。
高額所得者に対しては賦課限度額の引き上げが行われ、低所得者対策も併せて強調された。
一般会計補正予算では、物価高騰に伴う住民支援策が含まれており、補正予算総額は52億5,221万7,000円となる見込みだ。
具体的には、水道料金の減免や学校給食費の軽減策が盛り込まれている。
議会では、これらの提案について賛成討論が行われ、住民の意見を反映した内容であることが確認された。
最終的に、議案第22号と第23号に関してはすべて可決され、臨時会は閉会を迎えた。
閉会の挨拶で、町長は住民の健康と安心を守るため、今後の取り組みを語った。
また、議会に対しては、一層の支援を求める意向が示された。