令和元年第2回宇治田原町議会定例会が開催された。
議会では複数の条例案が審議され、いずれも原案通り可決された。
初めに、宇治田原町税条例の一部改正が全会一致で可決された。これに関連し、無名の議員からは、施行に伴い住民への影響がないかの質疑が上がり、町側から丁寧な説明がなされた。次に、町土採取事業の規制に関する条例も全会一致で可決された。
町内での過去の違法行為に基づく罰則規定の強化が求められ、改正案承認を受けた町はしっかりとした指導を行う姿勢を示した。
続いて、宇治田原町土砂等による土地の埋立て、盛土及びたい積行為の規制についても議論された。
細かな質疑応答はなかったが、議案は全会一致での賛成を得て無事可決された。
特筆すべきは、土地の取得に関する議案であり、こちらは賛成多数で可決された。 土地必要性について反対意見も出たが、住民の防災機能強化のためには重要とされ、賛成多数で承認された。
また、京都地方税機構規約の変更については、課税自主権に対する懸念が表明された。今西久美子議員は、住民生活への影響を心配しながらも、今回の規約変更に反対した。
最後に、災害弔慰金の支給に関する条例の一部改正が可決された。これは、今後の制度運用にあたって大きな影響を与える内容で、全会一致での可決となった。生活困窮者の支援を重視する議論があった。
このように、議会は重要な議案を審議し、必要な条例改正を進めていく方針を決めた。今後は、全ての議案に対する適切な執行が求められている。