令和5年3月の宇治田原町全員協議会が開催された。
今回の協議会では、令和5年度人事異動に係る基本方針などが報告された。
全ての議員が出席し、特に人事異動の内容に注目が集まった。
総務担当理事の奥谷明氏は、多様化する住民ニーズに対応するため、限られた人員を適材適所に配置することが重要であると述べた。
令和5年度の人事異動においては、管理職の定年引上げが影響するため、知識や経験に基づいた適切な配置が求められるという。
具体的には、退職者の補充や、長期にわたって同一部署で働く職員の配置変更などが実施される。
また、会計年度任用職員の積極的登用も重要な施策の一つと位置づけられている。
これについて議員からの質問もあった。
馬場哉議員は、会計年度任用職員を町の施設責任者に任命することに対し、その責任を担う能力について疑問を呈した。
奥谷理事は、最近の制度改善により、この職員も重要な役割を担える位置づけにあると強調した。
また、原田周一議員からは、女性職員の管理監督職への登用についての質問がなされた。
西谷信夫町長は、能力や資質を優先し、性別に縛られない配置を進める意向を示した。
今後、より多くの若い人材に責任ある役割が与えられることが期待される。
協議会の最後には、次回の定例会の日程が予定されていることが報告された。
はっぴ着用を許可する提案もなされ、議会の独自性を高める取り組みも話し合われた。
議長の浅田晃弘氏は、今回の協議会の良好な進行を感謝しつつ、閉会を宣言した。
全議員の協力により、本日に上がった議題についての意見交換が活発に行われたことが、次のステップへと繋がることが期待される。