令和4年第2回宇治田原町議会定例会が6月2日に開催された。
出席議員は12名で、会議は滞りなく進められた。
議長の谷口整氏は議事の開始を宣言し、まず会議録署名議員の指名を行った。
山本精議員と藤本英樹議員が指定された。
次に議会の会期についての議題が提起され、会期は6月16日までの15日間に決定された。
続く諸報告のセクションでは、陳情書が3件受理されたことが報告された。
西谷信夫町長は定例会の冒頭で、今後の行政方針について言及し、特に一番茶の収穫状況や防災対策について触れた。
一番茶については、例年と異なる気候条件が影響し、収穫が短期間で集中していることを報告した。
それにより、地元農家が制作した高品質の茶が全国的に注目されているとした。
特に、これらの品評会での入賞を期待し、本町の茶の名声を広めることに意欲を見せた。
さらには、6月6日に予定されている防災パトロールの実施も告知された。
これに関して住民の安心安全を確保するため、町が力を入れていることが強調された。
報告第6号では、令和3年度城南土地開発公社の決算に関する報告が行われた。
この報告は、法人経営状況を表すもので、事業年度中に土地の取得や売却が無かったとされた。
議案の提案では、税条例等の改正、主に住宅ローン控除の延長を含む議案第29号が示され、その後、消防ポンプの新規取得を目的とした議案第30号も説明された。
最後に、令和4年度一般会計の補正予算についての議案第28号が上程され、経済支援のための特別給付金の支給がプランに組み入れられていることが触れられた。
この補正により、総額は約52億円となる見込みである。
提案された各議案に対しては質疑が行われ、最終的には各議案がそれぞれ所管の委員会への付託が決定された。
全日程を終了し、次回は6月7日に予定されていることが告げられ、会議は散会となった。