令和3年9月6日に、宇治田原町の全員協議会が開かれ、議題が数多く取り上げられた。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、町の各種事業がどのように実施されているかが報告された。山下康之副町長は、これまでの取り組み状況について説明し、修学旅行の延期や文化祭の中止を決定したことを明らかにした。また、今後の感染状況によって、さらなる対応が求められる見通しである。
山下副町長は、感染者数の減少が見られる今後の状況においても、感染予防策を強化しながら事業を実施すべきとの姿勢を示した。その中で、子供たちの感染が特に危惧されており、彼らを守るための取り組みが重要であると強調した。
続いて、城南衛生管理組合議会や京都府後期高齢者医療広域連合議会の報告が行われた。宇佐美まり議員や榎木憲法議員がそれぞれの議事内容について報告し、情報共有が図られた。特に、後期高齢者医療に関する報告には、重要な決定事項が含まれていた。
次に、コロナ禍による厳しい財政状況に対処するための意見書も提起された。これは全国町村議会議長会からの要請に基づき、新型コロナ感染拡大がもたらした地方財政への影響を重視した内容である。意見書には、一般財源の充実を求める内容が盛り込まれ、議会全体での合意が得られた。
最後に、当局からの提案があり、自治功労者への表彰が議場で行われることが決定した。今後の本会議が注目されるなか、出席者は協力を求められた。
全員協議会は、今後の方針を確認する良い機会となった。議長の谷口整は、参加者に感謝し、次回の協議にも期待を寄せた。