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宇治田原町議会、補正予算や新型コロナ対策の決議を可決

宇治田原町議会は、令和元年度一般会計補正予算などを可決し、新型コロナ対策に向けた決議が全会一致で承認された。
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令和2年3月12日に開催された令和2年第1回宇治田原町議会定例会では、複数の議案と新型コロナウイルス対策に関する決議が議題に上がった。

新庁舎の建設に伴う補正予算が注目された。議案第1号にて、令和元年度宇治田原町一般会計補正予算(第4号)について審議された。

予算特別委員会委員長の垣内秋弘氏は、新庁舎建設に際して計上された寄附金について言及した。補正額3,000万円に対し、寄附の見込みは達成できそうとの報告があったが、住民からはコストダウンを求める声も上がっている。

反対討論に立った山本精議員は、新庁舎建設費用について、住民の期待に反する多額と指摘した。新型コロナウイルス対策に関連した決議案では、藤本英樹議員が提案し、感染拡大防止に向けての迅速かつ総合的な取り組みが求められた。全会一致で可決され、町は危機的状況に対応する姿勢を示した。

議会では他にも、国民健康保険や介護保険、後期高齢者医療特別会計に関する補正予算が審議され、いずれも可決された。

介護保険については、サービス給付費が減額補正となった理由の質疑もあった。施設利用の減少が影響したとの説明であった。また、水道事業会計や下水道事業会計の議案も全会一致での可決となった。

議案第26号の新庁舎建設工事契約変更については、過去の設計ミスが影響し、基礎杭の長さや残土処分量の増加が問題視された。今西久美子議員は、コストの増加に反対の意見を表明したが、最終的には賛成多数で可決された。議会は、さまざまな議案を円滑に進行させることに成功した。

次回の会議は3月26日午前10時から予定されている。議会は引き続き、町民の期待に応える議論を進めていくと呼びかけた。

議会開催日
議会名令和2年3月定例会(第1回)
議事録
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