令和5年第1回宇治田原町議会定例会では、4つの補正予算が審議された。
予算特別委員会による報告に基づき、議案第1号から第4号までが全て可決された。
議案第1号では、令和4年度の一般会計補正予算が全会一致で可決され、主な質疑では歳入に関する地方交付税の追加要因が確認された。具体的には、基準財政需要額に臨時経済対策費が新たに算入され、約3000万円の増加が見込まれたことが答弁された。
また、出産・子育て応援事業に関する質疑もあり、支給額の根拠と今後の方針が問われた。町長の西谷信夫氏は、この事業は国の支援に基づいており、出産から子育てにかけて環境を整えること加えて支援の根本を教示した。今後、さらなる支援が求められることは明白である。
議案第2号、国民健康保険特別会計補正予算については特に質疑はなく、議案第3号の介護保険や、議案第4号の水道事業会計補正予算も全て順調に可決された。
この会議では議員からの質疑がほとんど無く、一連の予算案に対する信任が示された形となった。次回の会議は3月29日に予定され、議員たちには次の議論に向けた準備が求められる。