令和元年5月20日に行われた議員協議会では、議長及び副議長選挙に向けた所信表明が行われた。議会が市民に開かれた姿勢を示すため、所信表明を通じて重要な議題が話し合われた。
まず、真田敦史議員は議長を志し、所信表明を行った。その中で、宇治市議会は、市民に開かれた議会を目指して多くの改革を進めてきたと述べた。特に平成23年に施行された宇治市議会基本条例を引用し、議会の役割として市民とのつながりを強調した。
また、真田氏は自身が議長職に就いた際には、議会の理念を尊重した中立・公平な運営を心がけ、民主的かつ効率的な議会運営を推進する意思を示した。さらに、議長職として市民福祉の向上及び市政の発展に貢献したいとの考えを述べた。
続いて、副議長を志望する渡辺俊三議員が所信表明を行い、二元代表制が背景にある市民の福祉増進をテーマに、議会基本条例を遵守する意欲を表した。過去の審議の経験を引き合いに、優れた議会運営に尽力する姿勢を示した。
いずれの表明においても、出席した議員たちは、議会の役割の重要性と市民との結びつきを再確認する機会となった。最後に、宮本繁夫座長は所信表明を行った議員たちに感謝の意を表し、議員協議会を閉会した。