令和3年12月6日、宇治市議会において、議案の審議が行われた。
この日、松村淳子市長が提出した「令和3年度宇治市一般会計補正予算(第10号)」が議決され、補正額は13億2,610万円の増額となり、補正後の予算総額は682億4,082万4,000円に達した。
特に補正予算には、子育て世帯に対する臨時特別給付金の給付が含まれ、児童手当の受給者及び高校生等を養育する保護者に対し、児童1人当たり一律5万円が支給されることが決定した。これにより、新型コロナウイルス感染症が長期化する中で、速やかな支援が求められる現状に対し、自治体としての対応が示された。
議案の審議では、松村市長が補正予算の提案理由を説明し、質疑を行ったが、質疑は「なし」とされ、迅速に議決に至った。議長の堀明人氏は、委員会付託を省略することに異議がないことを確認し、原案を可決した。
さらに、日程の追加として、議案第92号の字句や数字の整理について、議長に委任することも決定された。これにより、議会の効率が一層向上することが期待されている。