令和元年5月20日、宇治市議会が開催され、新たに選出された議長及び副議長が初めて議場で挨拶した。議長には真田敦史議員、副議長には渡辺俊三議員が選出され、これにより新体制がスタートした。
真田議長は就任挨拶にて、宇治市の未来に向けて尽力する姿勢を示した。「議会民主主義に基づき、市民の期待に応える開かれた議会運営に努めます」と強調した。
また、議長選挙では28票のうち全ての票を獲得した真田議長が選出された。副議長選挙でも同様に、渡辺副議長が議員全員の一致で選ばれた。
さらに、会議では市税条例改正や、常任委員の選任についても進行された。特に宇治市市税条例の改正案に際しては、山本市長が法改正に基づく必要性を説明し、「市民にとってより良い地域づくりの一助となる改正と期待しています」と述べた。
城南衛生管理組合議会議員や京都府高齢者医療広域連合議会議員の選挙も行われ、各議員の当選が告知された。これらの選任は議会の円滑な運営にとって重要な役割を果たすものであり、議員らは新たな任務に対する意気込みを見せた。
また、各常任委員会による閉会中継続調査の申し出があり、多岐にわたる調査項目が提出された。これにより、議会は継続して市民の声を反映し、地域課題の解決に向けた取り組みを続ける意義を再確認した。
今後は、行政サービスの向上と市民福祉の増進を目指すため、議会全体が一丸となって取り組む姿勢が求められることが強調されている。