令和3年5月24日に開催された第1回全員協議会では、所信表明が行われた。
この会議には全議員が出席し、市議会の議長および副議長に立候補した議員がそれぞれの所信を述べた。最初に立候補した堀明人議員(自民党議員団)は、前任の真田敦史議長と渡辺副議長に対する感謝の意を表した。特に新型コロナウイルス感染症対応における適切な判断に敬意を示した。
堀議員は、これからの市議会について「市民福祉の向上を目指し、宇治市長との良好な関係を築きながら適切な議決を行う」と強調した。議会の運営でも新たな課題に柔軟に対応する所存を示し、「市民の信頼を得る議会運営を目指す」と述べた。
次に、長野恵津子議員(公明党宇治市会議員団)が副議長に立候補し、その所信表明を行った。債務への対応や市民の生活を重視する姿勢を明らかにし、長引くコロナ禍においても議会運営の公正さを訴えた。長野議員は「市民の生活を守ることが最優先事項である」と発言し、議長を支えながら公正な議会づくりに努めると述べた。
全員協議会はスムーズに進行し、両議員の所信表明が終了後、閉会を迎えた。議会は今後、両議員のリーダーシップのもとで業務を進める決意を示しており、地域課題への取り組みの重要性を再確認する場ともなった。