令和5年5月22日、宇治市議会臨時会が開催され、議長選挙や様々な議案が審議された。
この臨時会では、まず議長選挙が実施され、松峯茂議員が28票の全得票を獲得し、議長に当選した。松峯議長は、就任挨拶の中で市の発展に向けた意欲を強調した。「宇治市の輝く未来に向かって限りない発展と市民福祉の推進に努める」と述べた。
次に、関谷智子議員が副議長に選出され、同様に挨拶を行った。関谷副議長は、「松峯議長と共に市政発展を推進し、円滑な議会運営に尽力する」との決意を表した。
議席の指定も行われ、全ての議員が仮議席に着座した後、会議録署名議員の指名が行われた。引き続き、今期臨時会の会期は5月22日及び23日の2日間に決定された。
議事はその後、各種選挙や議案の審議へと進んだ。城南衛生管理組合議会議員選挙では、岡本里美議員、角谷陽平議員など8名が当選した。さらに、京都府後期高齢者医療広域連合議会議員、京都地方税機構議会議員の選挙も行われ、西川康史議員と西川美代子議員、今川美也議員と坂本優子議員がそれぞれ当選した。
また、令和5年度宇治市一般会計補正予算について、松村市長より2億6,000万円の増額が説明され、低所得子育て世帯支援のための特別給付金が盛り込まれたことが発表された。議案第28号は専決処分の報告が行われ、全会一致で承認された。
最後に、議会議案第4号として宇治市議会委員会条例の一部改正条例が可決され、閉会中継続調査申出書も各常任委員会より提出された。これらの議事を経て、本日の臨時会は無事に閉会となった。