令和6年第1回宇土市議会臨時会が、1月29日に開催された。
議事録においては、主に2つの議案が審議された。議案第1号は宇土市手数料条例の一部改正に関するものであり、議案第2号は令和5年度の一般会計補正予算である。
市長の元松茂樹氏は、熊本地震及びその後の豪雨災害の影響で、本市が受けた支援について感謝の意を表した。
また、能登半島地震による被害に言及し、支援を行う意向を示した。特に、輪島市へのふるさと納税を受け付けていることを強調し、支援業務に職員を派遣しているとも述べた。
さらに、物価の高騰が市民生活や消費に及ぼす影響について触れ、国の支援金を活用し、負担軽減のための施策を講じる方針を示した。具体的には、熊本県物価高騰対応生活者支援事業や物価高騰対策商品券事業の計上が含まれる。
また、この臨時会では、旧田中会館の取得に関する予算措置が提案され、多目的交流施設としての利用が計画されているという。市長は、これらの施策に対する理解と協力を求めた。
両議案は、審議後に可決され、議会の活動が円滑に進行したことが伝えられた。議会は、今回の議決を通じて市の政策実現に向けた一歩を踏み出した。市長は最後に、すべての参加者に感謝の意を伝え、今後も迅速な施策実施を誓った。