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宇土市議会定例会で西部地域活性化や水道耐震化がテーマに

宇土市議会定例会で、西部地域活性化や水道の耐震化、LINE公式アカウントの機能拡充について議論が行われました。
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令和6年3月の宇土市議会定例会において、8番議員・西田和徳氏が西部地域活性化について質疑を行った。

まず、西田氏は、西部地域の豊かな自然環境や特産物が十分に活用されていない現状を指摘し、観光振興の強化を求めた。その中で、住吉海岸公園の駐車場整備について、この整備により観光客の増加を期待でき、新たな観光地として地域が活性化すると述べた。また、地域住民の農産物販売の機会を創出することも提案した。

経済部長・加藤敬一郎氏は、住吉海岸公園の駐車場整備に向けた取り組みや既存の観光資源の活用例を挙げ、観光振興の方向性を語った。

特に、令和7年から供用開始予定の新しい駐車場整備が進行中であることを強調し、絶景日には多くの観光客が訪れる見込みを示した。

また、西田氏は、買い物難民の問題に触れ、今後の宅配サービスの充実を求めた。この点に関し、健康福祉部長・岡田郁子氏が公共交通の現状について説明。コミュニティバスや予約型乗合タクシーが導入され、交通弱者への支援が行われていることを強調した。

さらに、西田氏は、企業誘致の取り組みについても質疑を展開。総務部長・山口裕一氏は、宇土市企業立地特別奨励金条例の改正を含む具体的な企業誘致策を説明した。重点的に地域産業を支えるため、地元特産物のアピールも重要と述べた。

今中真之助議員に対する質疑では、歳の分野における地域おこし協力隊の役割や、学校教育、給食制度についても詳しく議論が交わされた。

教育部長・野口泰正氏は、学校給食の質の向上と給食食材の有機栽培に取り組む意向を示し、地域農業との連携企画も提案した。

浦本晴美議員は、こども基本法の施行やこども家庭センターの設立について質問。健康福祉部長・岡田郁子氏は、母子保健と児童福祉の一体的支援の重要性、また、耐震化の進捗についても報告。

最後に、地域通貨やLINE公式アカウント、自治体のマイナポイント事業についても議論が交えられた。市民の情報発信の充実を目指し、LINEアカウントの機能拡充の方向性が話し合われた。

議会開催日
議会名令和6年3月宇土市議会定例会
議事録
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