令和6年第1回宇城市議会が開催され、各種予算案が審議されました。
主に一般会計予算を含む複数の議案が可決され、市の今後の運営に影響を与える見込みです。
議案第35号、令和6年度一般会計予算については、ふるさと応援寄附金が8億円を見込まれており、この根拠に対する質疑が行われました。一般管理費についてのシステム導入に関しても意見が交わされ、特に人事評価の公正化について議場で確認されました。
この予算には、消防施設や大野川リバーサイドロードに関する重要な経費も包含されています。中山弘幸議員は、リバーサイドロードの完成において高額の経費がかかることを指摘し、宇城市の財政状況を鑑みた大規模な事業の必要性について懸念を示しました。彼は、さらなる財政運営への影響にも言及し、事業の中止を提案しました。
また、天川竜治氏が副市長に選任され、嘉古田茂己氏が監査委員に選任される同意案についても、無事に採決が行われ、両名に対する同意が得られました。
さらには、各委員会からの報告も行われ、関連する予算事項が次々に可決されました。これにより市の各種施策が円滑に進むことが期待されています。特に、教育分野や福祉関連の事業が重要視され、子育て支援や健康施策に力を入れる方針が確認されています。
今後も宇城市は、市民のニーズに寄り添った予算編成を進めていく必要があります。各委員の厳しい視点が求められる中、予算の執行が如何に市民生活に寄与するかが問われ続けていくことでしょう。