令和5年3月22日、宇土市議会の定例会が開かれ、地域高規格道路促進に関する重要な報告がなされた。
委員長の西田和徳氏が行った中間報告では、熊本・宇土道路の進捗状況について詳細が述べられた。特に、（仮称）笹原トンネルや（仮称）城塚インター付近の工事状況が強調され、予算配分の変更があったことも報告された。西田委員長は「今後も熊本・天草幹線道路の全線開通を目指して取り組んでまいりたい」と意気込みを示した。
また、各常任委員長からの報告も行われた。総務市民常任委員会の小崎憲一委員長は、関連法及び条例の改正に伴い、いくつかの条例についての改正を報告した。この中には、宇土市国民健康保険条例の一部改正といった重要な内容が含まれており、今後の住民への影響が注目される。
経済建設常任委員会の今中真之助委員長は、地元産業振興に向けた予算案を提案し、その詳細を説明した。特に、農林水産業と商工業の支援策が明確に示されたため、議員たちの注目を集めた。
議案第28号の宇土市副市長の選任に関しては、谷崎淳一氏が再選される見込みであり、一貫して市政に寄与した彼の姿勢が評価されている。議会での賛成意見が多く、今後の活動への期待が寄せられている。
会議の最後には、令和4年度の一般会計補正予算についても提案があり、海苔養殖の風波被害に対する支援が行われることが了承された。市長の元松茂樹氏は、この予算案を基に必要な施策を推進する意向を示しており、今後の対応に期待が寄せられている。
最後に、議会は閉会し、新たな課題への取り組みが今後の重要なテーマとなることが再確認された。