令和4年4月13日、逗子市議会の臨時会が開催され、様々な議題が取り上げられた。
議長の選挙では、眞下政次議員が臨時議長として進行し、菊池俊一議員が議長に選出された。議長としての就任挨拶で、菊池議長は議会の品位を保ち、公正な議事運営に努める意向を示した。
続いて、議席の指定が行われ、参加議員はそれぞれの議席に着いた。会期はこの日のみと決定され、副議長には橋爪明子議員が選任された。橋爪副議長は、円滑で民主的な議会運営に向けて努力することを誓った。
その後、常任委員および議会運営委員の選任が行われた。常任委員に田幡智子議員、佐藤恵子議員などが名を連ね、議会運営委員には田幡智子議員、服部誠議員など八名が選任された。また、報告第2号では予算の繰越しについての説明があり、市長の桐ケ谷覚氏がその内容を報告した。
さらに、専決処分の報告が続き、市長による亀井児童公園内遊具事故に対する損害賠償に関する専決処分が紹介された。市長は、国の直接交付金の関係で予算変更が迫られた経緯について説明し、議会からの質問に答えた。
また、議案第27号から第32号までの専決処分の承認が議題に上がり、全ての議案で原案通り承認された。特に、令和4年度の介護保険事業特別会計に関する議案では、コロナの影響を受けた介護サービス利用者数の増加を受け、緊急の対策が求められることとなった。
最後に、基地対策特別委員会の設置と委員の選任が行われ、特別委員会は、池子接収地返還や米軍住宅建設に関する事項を審議することが決まった。議長の菊池俊一氏は、議会の運営に真摯な姿勢で取り組む意義を強調し、会議の閉会を宣言した。