令和6年4月11日、逗子市議会第1回臨時会が開会された。議会では、会期の決定や議席の変更について取り上げられるなど、重要な審議が行われた。
今回は多くの議題が取り上げられたが、特に「予算の繰越し」と「議長の選挙」が目を引いた。市長、桐ケ谷覚氏が出席し、「令和5年度逗子市下水道事業の継続費に関する予算の繰越し」について報告した。桐ケ谷市長は、支出予定額のうち未支払義務が生じなかった額を令和6年度に繰り越すと説明し、議員からの質疑はなかった。
レスポンスとして、議長の議長辞職も大きな話題となった。菊池俊一氏が議長辞職願を提出し、議会はこれを許可した。菊池氏は、議長職務を通じての感謝の気持ちを述べた後、「これから一議員としてしっかりと発言していきたい」と述べ、拍手に包まれる場面があった。
議長の辞職後、匂坂祐二氏が新議長に選挙され、就任挨拶を行った。匂坂新議長は、公平で公正な議会を運営していくと抱負を語った。
また、副議長の選挙では八木野太郎氏が新たに選ばれ、今後の議会運営に期待が寄せられる。このように、逗子市議会では重要な役職が一新され、議会運営が活発化していくことが期待される。
さらに、基地対策特別委員の辞任や選任、指定放課後デイサービス事業所に関する調査特別委員会の設置など多様な議題があった。指定放課後デイサービス事業に関しては、調査特別委員会が設置され、13名の委員が選任された。具体的な調査内容やスケジュールについては今後の議会での進捗に注目が集まる。
会議は午後6時2分に閉会し、今回の臨時会での審議の成果が今後の逗子市政にどう反映されるかが期待される。