令和5年12月、逗子市全員協議会の第4回定例会が開催された。
この会議では、逗子市教育委員会点検・評価に関する報告書についての質疑が行われた。教育長の大河内誠氏は、市議会に提出するための報告書作成が義務付けられていると説明した。教育部長の佐藤多佳子氏は、点検及び評価の実施について具体的な取り組みと成果を報告した。
また、八木野太郎議員が市民への報告書周知方法について質問し、教育部次長の雲林隆継氏は、今後の広報活動の重要性を強調した。特に、ホームページ掲載に加え、市民達に直接届ける方法を検討するほか、啓発活動の必要性についても言及した。
会議ではさらに、教育関連の評価についても重要な議論がなされ、議員から数値目標の設定の必要性が指摘された。特に、松本寛議員は、いじめ問題に関連した取り組みが報告書に反映されていない点について疑問を呈した。この意見に対して、教育部参事は、自己チェックリストが有効に活用される必要があると述べ、改善策を検討する方針であることを強調した。
このように、会議では教育に関するさまざまな課題が洗い出され、その解決策についての意見交換が行われた。