令和2年逗子市議会第2回定例会が開催された。
議長の丸山治章氏は、会期の決定について諮り、会期は6月24日までの16日間に定められたと報告した。
続いて、桐ケ谷覚市長が令和元年度の予算繰越しについて説明した。その中で、繰越明許費に関する詳細が報告されたが、議員からの質疑はなかった。次に、土地開発公社の経営状況についても桐ケ谷市長が報告し、事業外収益が84万1,853円であると述べ、不動産案件がなかったことが影響したと強調した。
続いて議題に上がったのは、令和2年度逗子市国民健康保険制度に関連する議案第40号である。この議案は、新型コロナウイルスの影響で収入が減少した被保険者に対する保険料の減免を提案するもので、全員が賛成した。次に提案された議案第41号については、逗子市防災行政無線デジタル化工事の請負契約が決定され、金額は3億3,909万2,661円とされた。質疑はなく、総務常任委員会に付託することが承認された。
議案第42号も新型コロナウイルス関連の内容で、介護保険料の減免についての改正が行われ、こちらも質疑なしで可決された。議案第43号に関しては、消防団員に対する公務災害補償条例改正が提案されたが、こちらも議論はなく、即決される運びとなった。
その後、令和2年度一般会計補正予算第3号と介護保険特別会計補正予算第1号が一括されて取り扱われたが、こちらも質疑はなく、専門委員会へ付託されることが決定した。加えて、海岸のマナー向上に関する条例案と、さまざまな陳情についても付託されることとなり、今後の会議へと引き継がれる。
このような内容が盛り込まれ、次回は6月22日に予定されている。