令和4年3月8日に開催された逗子市議会第1回臨時会では、重要な議題が討議された。
主にロシア連邦によるウクライナ侵攻に対する抗議及び制裁措置を求める意見書案が採択された。議長の丸山治章氏は、会期についての確認後、直ちに意見書案に関する議題に進めることを表明した。
意見書案第3号の発議者代表である加藤秀子氏は、情勢の深刻さを強調し、国際社会による緊張緩和の努力が尽くされているにもかかわらず、ロシアの侵攻が続いていると述べた。また、非核平和都市宣言を行っている逗子市として、戦争行為に対して看過できない立場を明確にした。
加藤氏は、意見書案ではロシア軍の撤退を要求し、国際的な連帶行動を強調していると説明した。この意見書が可決されることにより、逗子市が国に対し、現地在留邦人の安全確保およびロシアへの制裁を徹底的に求めることが期待される。
質疑や討論は省略され、表決が取られた結果、意見書案は全会一致で可決された。議会はこれをもって、ウクライナの人々に対する支援の意思を示すことになり、国際的なはっきりした立場を再確認した。
最後に、会議は午前10時23分に終了し、議長の丸山治章氏は、全ての付議事件が終了したことを報告し閉会の宣告を行った。