令和5年第2回逗子市議会定例会において、議員たちがさまざまな議題について質問を行った。
特に注目を集めたのは、逗子海岸花火大会におけるごみの問題で、議員からはごみの放置対策を強化する意見が多く寄せられた。市長は、閑散時の明確なルールの周知や、臨時の回収スポットの設置を提案し、再発防止に向けた取り組みを進める姿勢を示した。
次に、逗子海岸の海水浴場の運営についても議論された。昨年、発生した事件を踏まえ、市長は安全対策の強化を強調し、来場者のマナーアップに努める考えを示した。防犯カメラの設置についても、運用方法とプライバシーの保護が課題となる中で、利用者に対する警戒を強化することが求められている。
小坪地域の振興については、海業振興モデル地区の選定が報告され、市長が漁業の活性化と環境保全に力を入れる考えを示した。今後は、逗子市の観光資源としてのポテンシャルを生かしながら、地域の特色を強化する方策が話し合われた。
また、体験学習施設スマイルについて、市長は子供たちから高齢者まで幅広い世代に受け入れられる場としての在り方を考えているとし、利用者からのアンケート調査を通じてニーズに合った運営を目指す意向を示した。