令和4年6月3日、逗子市にて全員協議会が開かれた。
この日は、議会運営委員会の報告及び市長による重要な案件の報告が行われた。
まず、議会運営委員会委員長の丸山治章議員が、5月31日に開催された委員会の結果を報告した。日程表が配信され、一般質問の順序も決定された。具体的には、順番としては松本議員から始まり、最終的には田幡議員に至るまでの順序が確認された。
市長の桐ケ谷覚氏が、その後、平成29年(ワ)第117号土地明渡請求事件及び令和2年(ワ)第26号費用償還等請求反訴事件に関する報告を行った。桐ケ谷市長によれば、訴訟において横浜地方裁判所が本市に勝訴の判断を示したが、相手方からの控訴があったことを明かした。今後、第1回口頭弁論が東京高等裁判所で行われる予定である。
松本恵子議員は、この結果に対して所管部門の尽力を称賛しつつ、進行中の訴訟に関して行政的な迅速な対応の必要性を強調した。彼女は、訴訟に至る経過で市が迅速な指導を行ってこなかったとの指摘があったことから、今後の対応について確認を求めた。
これに対し、総務部長の田戸秀樹氏は、それぞれの事業が現場での報告を基に行われることを説明した。また、今後は現場の状況を踏まえ、しっかりとした連携を取ることが重要との認識を示した。松本議員はさらなる厳しい行政指導の必要性についても言及し、環境都市部担当部長からは今後も樹脂弾の管理について注意を払うとの回答が received した。
このように、全員協議会では重要な議案が取り扱われ、その中で活発な意見交換がなされた様子が伺える。最後に、議長の菊池俊一は、協議会を終える旨を宣言し、議会は閉会した。