令和3年3月17日、逗子市で全員協議会が開催された。
会議の中で、職員の退職に関する報告が重要な内容として取り上げられた。今回、定年を迎える職員が5名おり、その中には2名の幹部職員が含まれる。この報告に際し、逗子市長の桐ケ谷覚氏がその功績を称えた。
桐ケ谷市長は、退職する職員の長年の貢献を讃えた。特に、消防長の林行雄氏と消防本部参事の佐藤靖氏について紹介し、その職務に対する尽力に敬意を表した。林消防長は、職員を代表して挨拶し、市政や消防行政への支援に感謝を伝えた。
林消防長は、1979年に消防職員として採用されて以来、逗子市に尽力してきた。近年は災害対策や新型コロナウイルス対応が重要視される中、市民の安全を守る使命を担ってきた。彼は、「あらゆる事態への対応が強く求められている」と強調し、被災者の痛みを受け止めながら、消防活動の重要性を再確認した。
挨拶の最後には、今後も災害に強いまちづくりを願い、逗子市のさらなる発展を祈念した。議長もこれに応じてお二人に感謝を述べ、長年の業績に触れた。退職する職員たちに対する感謝の意が全会一致で表明され、会議は円満に終了した。