令和5年3月9日、陸前高田市議会は第1回定例会を開催し、議案件数は計10件に上った。
この日は特に、令和4年度の一般会計補正予算が議題に上がり、出席議員全員の賛成で原案可決となった。
議長の福田利喜氏が開会を宣言し、続いて各議案の委員長報告が行われた。予算等特別委員会委員長の鵜浦昌也氏は、補正予算案3件と条例案7件に関する審査の結果を述べた。これについて、市長以下の関係者も出席し、質疑応答が行われた。
特に議論されたのは、新型コロナウイルス感染症対策に関する広田湾水産物販売促進補助金を巡る制度設計についてである。議員たちは公平性の確保など、複数の意見を交わした。
この日の決議の結果、全ての議案については出席委員全員の賛成をもって原案が可決され、さらなる地域振興に向けた一歩を踏み出したことが強調された。議会は10時04分に散会し、今後も地域政策の進展が期待されている。