令和6年第2回陸前高田市議会定例会が、6月14日に開催された。議会では、今期定例会の会期を14日間と定めることが決定された。
議会運営委員会委員長の藤倉泰治氏が報告し、今後の会議の進行方法が示された。今期定例会における議案は、合計22件である。また、一般質問は10人の議員から通告されている。
特に令和5年度の一般会計補正予算に関する議論が注目された。総務部長の千葉恭一氏が、この予算において8,060万9,000円の追加が必要となるとの説明を行った。また、専決処分の内容についても詳細に述べられた。
加え、陸前高田市の税制度に関連する議案も提案され、特に市税条例や国民健康保険税条例の改正が議論された。市民協働部長の村上幸司氏は、これに伴う法改正の内容を説明し、納税者への影響を軽減する方策を議論する重要性を強調した。
さらに、固定資産評価員及び農業委員会の委員についての任命や、市の火葬炉改修工事の請負契約締結に関する議案も承認された。これにより、陸前高田市の公共サービス向上が期待されている。