令和6年3月14日に行われた第1回定例会において、議案が数多く提出され、全て可決されました。興味深いトラックバックの一つである「ふるさと納税基金条例」については、企画調整課の阿部貴俊課長が詳細を説明しました。委員から寄附金の査定方式について質問が寄せられ、阿部課長は「寄附金を基金に充当し、そこから必要な支出を行う」という運営方法を明らかにしました。
また「こども家庭センター交流広場設置管理条例」に関しても採決が行われ、質疑は行われませんでした。さらに行政手続における個人番号利用に関する法律に基づく条例も即時可決され、スムーズな審議が行われました。
加えて、労働環境を整えるための「職員育児休業条例」、まあそのほかの経済活動に関連した「議員報酬や費用弁償等に関する条例」なども次々と可決され、議会は組織の機能性向上に寄与するこういった修正を軽快に進めるといった姿勢を見せました。市長の発言の中で、令和6年度の予算では「産業振興と子育て支援」が特に力を入れるべき分野として取り上げられ、市民の期待に応えるべく、さまざまな施策を講じていく意向が示されました。
このように、今後の大船渡市政に向けた緊迫感ある進展が議会の場で認められ、市民にとっても期待が大きい年度となるでしょう。定例会では新たな条例の整備がされ、また予算案も適切に承認されました。市民参加による更なる改善を目指した行政の努力が強く感じられる成果でした。