令和6年第2回大船渡市議会定例会が開会された。出席議員は20名全員で、会期は本日から6月25日までの12日間と決定した。
初めに、議長の伊藤力也氏が、去る5月22日に全国市議会議長会の定期総会が開催されたことを報告した。式典には内閣総理大臣代理や各大臣が出席し、表彰状が授与されたことも述べられた。
表彰状伝達の後、受賞した三浦隆氏が挨拶した。三浦氏は、市民福祉の向上により一層の努力をすると誓った。
次に、0報告第1号から報告第3号までの上程が行われた。これには令和5年度の一般会計、下水道事業会計、水道事業会計の繰越明許費、予算繰越計算書が含まれる。これらの計算書は Transparency and accountability に基づいたもので、報告される各項目は市政運営の透明性を反映している。
続いて、議案第1号から第7号までが取りまとめて説明された。内容には、個人番号の利用やふるさと納税、復興産業の税制改善についての条例改正が挙げられる。特に個人番号の利用に関して、子供や妊産婦に対する医療費給付に関する条例改正が重要であると強調された。
さらに、発言する上水道部長の佐藤悦夫氏が、報告内容の訂正を行う場面もあった。市の透明性向上と市民との信頼関係を築くための努力が伺えた。
次回は、今後の議案について質疑や審議が行われる予定で、本定例会最終日に全ての議案を決定する方針が示された。市政運営に関わる重要な決定が、今後どう進展するかが注目される。