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陸前高田市議会、13件の補正予算と条例改正を可決

令和元年陸前高田市第2回定例会で、条例改正案や補正予算計13件を可決。過疎対策法の新設も提案。
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令和元年6月27日、陸前高田市において第2回定例会が開催された。

本定例会では、条例案8件及び補正予算案5件が審議された。議事は大坂俊君の報告により、全ての議案が原案通り可決される結果となった。特に、令和元年度一般会計補正予算案第25号に対し、福田利喜君が反対意見を述べた点が注目される。福田議員は、補正予算に含まれている思民推進事業費について、周知不足を指摘した。

一方、同じく討論に登壇した畠山恵美子君は、思民推進事業が関係人口創出に寄与する重要な取り組みであるとの見解を示した。彼女は、国のモデル事業として採択されたことを挙げ、地域との関係を強化する努力を、評価する必要があると強調した。また、この事業に対する国の補助率が10分の10であることも、財政的な側面からの支持の根拠に言及された。

他にも、過疎地域対策に関する発議第5号が議題に上り、新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出が決定された。この法案は、過疎地域に対する支援を強化し、地域住民の生活環境の維持、整備を目指している。

市長の戸羽太君は、定例会終了の挨拶で、提出案件が全体的に可決されたことへの感謝を述べ、今後とも議会の協力を求めた。特に震災復興事業の進展に向けて、地域と密接に協力していく必要があると訴えた。

議会開催日
議会名令和元年第2回陸前高田市定例会
議事録
タイトルの評価定例会の重要な議題である条例改正及び補正予算が明記されており、内容に合致しているため。
説明文の評価内容が定例会の議事に即したものであり、主要な決議について言及されているため。
本文の評価議事内容が具体的に記載され、各議案についての討論や意見が反映されているため、正確である。

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