令和3年12月10日、陸前高田市で定例会が開催された。
会議では、8件の重要な議案が一括して審査され、全て原案通り可決された。
主な審査項目としては 「陸前高田市チャレンジショップの指定管理者の指定」
と、「陸前高田市玉山休養施設の指定管理者の指定」がある。
予算等特別委員会の委員長を務める中野貴徳氏は、
「去る12月6日に委員会を設置し、8件の議案を審査した」と報告した。
これに対し質疑は行われず、全員一致での可決が確認された。
また、令和3年度一般会計補正予算(第7号)が議題となり、
市長の戸羽太氏は「子育て世帯への臨時特別給付金の支給に関する内容」
について説明した。
具体的には、新型コロナウイルスの影響を受けた家庭を支援するため、
18歳以下の子どもを持つ世帯に対して、1人5万円の現金が支給される。
この施策に対して、藤倉泰治議員は「給付の方法」
についての質疑を行ったが、市長は全国的に現金給付を求める声が高いと答弁した。
全ての議案が可決された後、戸羽市長は閉会の挨拶を行った。
「今後も国や県の動向を注視し、さまざまな経済対策に取り組む」と強調し、
市民の利便性向上と地域振興に資する事業の推進を表明した。
最後に、議長の福田利喜氏が会議の終了を宣言し、議会は無事に閉会した。