令和3年3月9日に開催された陸前高田市の定例会では、多数の議案が審議され、重要な決議がなされた。
この会議では、合計22件の議案が一括して審議された。
陸前高田市立図書館の指定管理者の指定に関する議案や、令和2年度の補正予算案が含まれている。
特に注目されるのは、一般会計補正予算や特別会計の補正予算案が議題になった点である。
予算等特別委員会の委員長、中野貴徳氏は、今期定例会において設置された同委員会が、議案30件についての審査を行ったと報告した。
この審査は、全出席委員一致での原案可決を受け、質疑、討論も行われなかった。
議案の中には、陸前高田市二又復興交流センター条例の廃止や、社会福祉施設等に関する基準を定める条例の提案も含まれており、地域の福祉向上を目指した取り組みが期待される。
また、農業や漁業に関連する特別会計の補正予算案もあり、それらが地域の復興に繋がることが期待されている。
この結果、会議で審議された全ての議案は、原案通り可決されることとなった。
議長の福田利喜氏は、会議の進行をスムーズに行い、質疑や討論がなかったことを確認し、散会を宣言した。