令和6年5月16日に令和6年大船渡市議会第1回臨時会が開会された。
本臨時会では議長及び副議長の選挙が行われ、伊藤力也氏が第23代議長に当選した。
伊藤議長は、議会運営の活性化や市民目線での政策提言を重視する考えを示した。
副議長には今野善信氏が選出され、議長を支える立場での公正な議会運営を誓った。異議なしで仮議席や議席が決定され、会期は本日1日とされた。
議案として、大船渡市税条例の一部改正、令和5年度及び6年度の一般会計補正予算が承認された。
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まず、議長選挙の結果について、総投票数は20票で、伊藤力也氏が19票を得て当選を果たす。選挙結果発表時、伊藤氏は「市民福祉向上のために特段の御指導、御協力をお願い申し上げます」と述べ、任期の重責を受け止めた。何よりも市民の声を反映した政策提案への期待が強まることが期待されている。
議案の審議では、市税条例の改正内容が説明され、個人市民税における災害控除や固定資産税の減免対象など技術的な改正が盛り込まれている。また、令和5年度に関しては補正予算が承認され、歳入・歳出の合計が233億5,306万4,000円に上ることが報告された。特に、ふるさと納税事業の充実が図られ、地域活性化へと繋がる施策が期待されている。
さらに、令和6年度の補正予算も同様に承認され、災害復旧事業に向けた予算措置が必要となることが強調された。
議会運営については、今後の市議会の運営を円滑に進めるため、議会運営委員も選任され、今後の議会活動をより円滑に進めていくことが期待される。議会開会中に、各委員会の閉会中の継続調査を行う旨も提案され、議会全体の取り組みに対しても期待が寄せられている。
最後に、議長及び副議長の就任挨拶を受け、本臨時会は無事に終了した。
従って、本日の臨時会が様々な課題に取り組むための重要な第一歩と言えるだろう。