令和6年第1回定例会が2月22日に開かれ、さまざまな議案が審議された。
特に、多くの議員が意見を述べたのは、令和5年度の補正予算に関する事項である。
これらの予算案は、主に新型コロナウイルスワクチン接種事業に関連する内容である。渡辺徹議員は、補正予算の減額理由などについて質問した。
保健福祉部長の金野久志氏は、「接種の実施が予想を下回ったため、減額を提案した」と説明した。
具体的には、想定していた人数に比べ接種率が低下した結果、必要な経費が見直された。
公の場での報告によると、ワクチン接種の推移は、想定よりも若者の参加率が低下していることが課題とされている。これに対し、健康推進課の佐藤かおり氏は、「今後は季節性インフルエンザワクチン同様、定期接種が進む」と述べた。
最終的に、令和5年度補正予算案は全て可決された。
また、議案第1号から第9号まで、令和6年度関連の予算案も審査対象とされ、予算審査特別委員会に付託することが決まった。
議長の三浦隆氏は、「この特別委員会での審査を通じて、予算内容の透明化を図る」との意向を示した。
人権擁護委員の推薦に関する議案も、質疑討論なく通過した。
今後も市政の透明性向上や地域社会における人権啓発を進めることが期待されている。