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大船渡市議会、災害復旧工事の契約変更を承認

大船渡市議会第4回定例会、災害復旧工事の変更契約や各種補正予算が審議される。
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令和2年12月4日、大船渡市議会第4回定例会において、様々な議案が上程された。会議は午前10時に開会され、全20名の議員が出席した。

最初に会期の決定が行われ、今回の会期は12月18日までの15日間とすることが決定された。続いて、議会録の署名議員が指名され、9番の小松龍一氏と10番の今野善信氏が選ばれた。

注目の議案の一つ、蛸ノ浦漁港海岸災害復旧工事の請負変更契約の締結に関して、総務部長の田中聖一氏が説明を行った。この工事は被災した防潮堤門扉の復旧に向けて行われるものであり、契約金額が変更となり、759万8,800円の増額が求められている。変更の理由としては、津波に対する各部材の耐力が不十分であることが明らかになったため、扉体部の構造を見直す必要が生じたことが挙げられた。

また、熊捕獲業務中の人身事故に関連する損害賠償事件についても同様に報告があり、和解金として20万円を支払うことが提案されている。事故の原因として、箱わなの安全対策が不十分であったことが指摘された。

その後、17件の議案が一括で上程され、教育長の小松伸也氏が教育振興についての決意を述べるなど、行政の取り組みが強調された。特に、復興計画期間終了後も持続可能な地方創生を目指すための部設置条例の改正が重要な議案である。

新型コロナウイルス感染症に伴う経済対策も着目されており、一般会計補正予算の確認も行われた。総額291億5,870万円の歳入歳出予算が計上され、様々な支援策が盛り込まれている。

議案は今定例会の最終日に質疑及び審議が行われる予定であり、議員からは市民生活を支えるための具体的な施策の提示が期待されている。市議会は、持続的な地域経済の成長を目指して、引き続き議論を重ねていく意向を示した。

議会開催日
議会名令和2年大船渡市議会第4回定例会
議事録
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