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大船渡市議会、令和4年度一般会計補正予算を223億円に増額

令和4年の大船渡市議会で一般会計補正予算を223億円に増額することが決定。地域課題に対する取り組みが強調された。
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令和4年の第2回大船渡市議会定例会が開会され、重要な報告や議案が上程された。

議会では会期決定が行われ、この定例会の会期が6月21日までの12日間と決定された。

その後、会議録署名議員の指名が行われ、伊藤力也氏と森操氏が指名された。

令和3年度の繰越明許費に関する計算書が報告され、総務部長の佐藤雅俊氏が具体的な金額を示した。特に、住民税非課税世帯等への臨時特別給付金に関する給付事業が4億5,000万円に及ぶ点が強調された。

報告第2号では事故繰越し計算書が紹介され、中赤崎地区道路の新設・改良事業で施工遅れがあったことにより繰越額が生じたことが説明された。そんな中で、上下水道部長の佐藤悦夫氏は下水道事業と水道事業の予算繰越計算書についても説明した。特に水道事業の施設整備計画について、8,282万円の繰越があると述べた。

続いて、税条例等の改正案が上程された。これには国民健康保険税の課税限度額を定める内容が含まれ、住民にとって重要な税制の見直しとされている。また、過疎地域支援に関する特別措置法に基づく固定資産税の課税免除に関しても改正案が提出され、貴重な財源を維持する狙いがあった。

総務部長の佐藤氏は3つの条例改正を連続して説明し、地域における固定資産税の税制優遇が厳格に改正されることを明言した。これにより、地域活力の向上が図られることが期待されている。介護保険条例については新型コロナウイルスの影響による保険料減免の措置を継続する内容が提案された。

この日の日程には、補正予算(第1号)についても議案が上程され、223億1,854万円への増額が示された。新型コロナウイルス対策の特別給付金や宿泊観光回復事業などが主な内容であり、議員からは今後の新型コロナ対策の継続的な支援が求められている。

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議会名令和4年第2回大船渡市議会定例会
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