令和3年第4回定例会が12月15日に開催された。主な議題は市政に対する一般質問で、特に「協働まちづくり」と「男女共同参画」の重要性について多くの意見が交わされた。
質疑応答の中で、モデレーターを務めた「菅原 実議員」は、協働まちづくりの目的や目標について質問した。市長の「戸田 公明氏」によると、人口減少や少子高齢化が進行する中で、多様な住民の参加を促進し、コミュニティの強化を図ることが目指されている。この取り組みは、従来の地区公民館活動とどう違うのか、また将来的にはどのようなビジョンを持っているのかが続く質問として寄せられた。
また、次に焦点を当てられたのは「男女共同参画」だった。「佐藤 優子議員」は日本のジェンダーギャップの現状や当市の基本計画について聴取し、さらなる課題の克服の必要性を訴えた。市長は、男女共同参画が社会経済の活性化に重要であるとし、積極的な取り組みが求められると強調した。
一方で、職員の健康問題も話題に上った。税務課長は特に、昼食の環境が職員の心身に与える影響に配慮し、明るい空間作りが必要だと付け加えた。健康な環境を保持することが、成果にもつながっていくとの認識を示した。
さらに、教育についての質問が「西風 雅史議員」からあり、教材の重量による影響や、新たに導入した「GIGAスクール構想」の効果について問われた。教育長の「小松 伸也氏」は、教育環境が魅力的であり、吸引力を高めうることは地域の維持にもつながり得ると意義を述べた。