令和2年第2回定例会が、6月17日、午前10時より開始され、20名の議員が出席した。議事において、まず市政に対する一般質問が行われ、多様なテーマが中心に議論された。特に重要な主題となったのは、大船渡市における交流人口、関係人口の拡大である。佐藤優子議員は、持続可能な地域社会の形成を目指す「第2期大船渡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」について質問。震災10年を前に、関係人口の増加には、震災後の支援経験を生かすことが大切だと強調した。市長の戸田公明氏は、震災で得た絆を生かし、新たなつながりを築くことが、将来的な関係人口の拡大につながると述べた。また、地域おこし協力隊の活用についても言及され、現在隊員が活動しているこのシステムが地域の課題解決に寄与する可能性があるとした。次に、復興工事の進捗状況に関する質問も行われ、大船渡駅周辺の土地区画整理事業について、住民からの不安の声に応える必要性が指摘された。特に車両移動に対する安全対策が求められ、工事の遅延が懸念されているとの意見が述べられた。戸田市長は、復興計画が95%の進捗を示していると報告し、今年度内の完了に向けて努力を続ける意向を示した。最後に新型コロナウイルス対策について活発な意見交換がなされ、感染者ゼロを維持するための体制づくりが重要だとの認識が共通して確認された。特に、公共施設の利用自粛や感染対策の周知が重要であるとされ、地域医療との連携も強化する必要があると結論づけられた。
大船渡市の交流人口拡大とコロナ対策を議論
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議会名 | 令和2年第2回大船渡市定例会 |
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