令和6年第2回定例会が6月20日に開かれ、出席した議員らが市政に関する一般質問を行った。
文中では主に、放課後児童クラブの現状や課題、そしてスポーツ施設の整備について議論が交わされた。特に、放課後児童クラブについては、共働き家庭やひとり親家庭の保護者たちの支援が重要であるとされる。
19番議員、今野善信氏は、放課後児童クラブの保育料に関して意見を述べ、運営上の課題を取り上げた。市内の学童クラブが保護者会によって運営されているが、保育料が均一でないため、不満の声が多いという。他自治体が保育料を軽減している事例を示し、経済的に厳しい家庭への支援を求めた。
市長、渕上清氏はこの議題に対し、市内の学童クラブ設置状況を説明し、保護者が保育料や運営について協議会のような場を持つことの重要性を強調した。また、支援員の待遇改善や問題解決に向けての市の取り組みを明言。
スポーツ施設整備についても質疑があり、地域や住民の意見交換を重視する方針が示された。特に、関係団体などとの連携を強化し、地域の実情を反映させた施設づくりが求められる。
さらに国道107号の高規格化についても質問があり、特に地元へのアクセス道路の整備が地域活性化につながることが論じられた。高規格化に向けて期待が寄せられる中、市長は各方面からの要望活動を進めることを明言。
最終的に、議会では民生委員の担い手不足、これへの対策についても話し合われた。少子高齢化に伴う負担増加が影響している現状を受け、地域全体での支え合いが求められる。
今回の議会では、公共サービスの充実を図るための取組が挙げられ、多様な施策の展開が市民に提供されることが期待されている。