令和4年5月16日、宮古市議会定例会が開催され、新議長と副議長が選出された。議長には橋本久夫氏が、また、副議長には竹花邦彦氏がそれぞれ選ばれ、議会運営のスタートが切られた。議会は、まず、議長と副議長の選挙を行い、橋本氏は議長に選出され、挨拶において市民の声を大切にし、信頼される議会運営を誓った。
次に、令和4年度の一般会計補正予算案が審議された。総務部長の若江清隆氏は、収入減少が見込まれるため、特に新型コロナウイルスの影響に対する対策として、国保税と介護保険料の減免を含めた施策が説明された。橋本議長は市民の暮らしを守るための取り組みを強調し、議員らによる質疑へと進んだ。特に、国民健康保険税や介護保険料の減免については、実施期間の延長が提案され、採択された。
日の最後には、議案第12号に関連する田老総合事務所旧庁舎解体工事の契約についても説明され、工事契約金額は2億493万円とされる。
このように、定例会では議長選出から開始し、各種議案の審議が完了した。市政における重要な議題が多く、今後の進展に注目が集まっている。議会としては、コロナ禍での市民支援策を中心に、持続可能なまちづくりの実現を目指すことが確認された。