令和元年11月7日、宮古市にて臨時市議会が開かれた。
台風19号による被害の影響を受け、補正予算案が審議された。
特に、東日本大震災を経験した市民にとって、今回の災害復旧予算は大きな関心事である。
山本市長は、災害により亡くなった方々への哀悼の意を表し、支援を行っている関係者への感謝の意も述べた。
また、同市長は统计された被害額が約104億3,000万円と発表し、特に公共土木施設への影響が大きいと警鐘を鳴らした。
会議では6件の議案が提案され、その中で特に一般会計補正予算(第4号)は歳入歳出それぞれ436億692万円となり、43億7,978万4,000円を追加する。
内容には、被災した施設の復旧や被災者への支援が含まれており、具体的にはテレビ共同受信施設の復旧などが挙げられる。
議案に関する質疑では、田中尚君が補正による借入金の使い道について質問し、伊藤総務部長は国・県の動向に応じた財源補正もあり得ると答えた。
更に、松本尚美君は河川の復旧策について言及し、災害復旧の重要性を強調した。
その後の議案の中では、特別会計補正予算も可決され、漁業集落や浄化槽、水道および下水道に関する今年度の補正予算が承認された。
各議案は原案の通り可決され、特に水道事業に関する予算は、災害復旧のための支援を考慮して追加された。
市は、被害を受けた市民に寄り添った支援を続けることを誓い、長期にわたる復興作業に取り組む必要がある。
議長は、全ての出席議員に感謝の意を表し、会議を閉じた。