令和元年6月21日、宮古市議会の定例会において重要議案が可決された。
この議会では、一般会計補正予算や介護保険事業特別会計補正予算が提案された。
議案第1号の一般会計補正予算に関して、工藤小百合予算特別委員会委員長は質疑と討論が行われたことを報告し、賛成17、反対2で原案が可決されたことを述べた。
一方、議案第2号の介護保険事業特別会計補正予算については、反対意見がなく全会一致で可決された。
続いて、日程第2では市税条例の改正や旧宮古市役所関連の解体工事請負契約についても、委員長報告を経て、いずれも原案が可決された。
特に、旧庁舎の解体工事については、地域の安全性を考慮した重要な議案であり、予算が約1億3,000万円と見込まれている。
日程第3には、保育所の新築工事や教職員定数改善に関する請願が提案された。
熊坂伸子教育民生常任委員会委員長は、教職員数の改善が地域社会にとって重要であると強調し、今回の請願が全会一致で可決されることにより、適切な教育環境を整える必要があると訴えた。
最後に、議員派遣や意見書案の追加も議題に上り、意見書案は原案の通り可決される運びとなった。今後も宮古市として現状を把握し、地域課題に対処していく姿勢が求められる。